お米(合鴨農法)

化学肥料や農薬も使わない健康に良いこだわりのお米。
合鴨農法は、合鴨が除草し、害虫を捕ってくれ、
更には水田を泳ぐことで土の中に空気が入るため、
稲の病気にもかかりにくくなり
強い稲をつくることができるのです。

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    田植え

    田おこし・代かきを行った後、ビニールハウスの中で約45日間かけて、15㎝の長さまで元気に育った苗を5月下旬に専用の機械を使い田植えをする。

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    合鴨を放す

    田植えから3日後、合鴨の雛を放す。脱走予防と外敵におそわれないよう田んぼの周りをネットと電気柵などで囲う。

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    草刈り・田んぼの管理

    田んぼ周辺の雑草を稲刈りまでの間に、3~4回草刈りをする。
    合鴨のようすや田んぼの水管理などは一日も欠かさない。

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    収穫・稲刈り

    9月下旬頃には、重そうに垂れる稲穂ができ、これを専用の機械で刈り取る。

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  • 介

おいかわ よしみち
及川 芳道さん(前田地区)

及川 芳道さん

ひばり農園の合鴨

 東日本大震災の福島第1原子力発電所事故の影響で、50㎞圏内に住んでいた宮城県丸森町を離れ、東和町に引っ越した。
 初めは、同町の酒勾徹(さかわとおる)さん宅に住み込みしながら、約2年間農業の研修をし、その後、現在の東和町前田に農地と空き家を紹介してもらい、ひばり農園と名づけ平成27年から本格的に農業に取り組んできた。
 小田肇さんに指導を受け、合鴨農法での米づくりをしている。こだわりは、収穫の時、はせ掛けをして昔ながらの天日でじっくり自然乾燥をすること。手間はかかるが、短時間で行う機械乾燥のお米より美味しくなると言われている。

 化学肥料・農薬に頼らない手間をかけた農業に取り組み、お米のほか、畑では季節に合わせさまざまな種類の野菜を栽培している。自分でつくった人参や大豆を加工し、人参ジュースや味噌をつくり、販売している。

ひばり農園
お問い合わせ先:080-2843-8306
メール:take.farmistadomo@ezweb.ne.jp

おだ  はじめ
小田 肇さん(南川目地区)

小田 肇さん・武子(たけこ)さんご夫妻

AI(アイ)ガモロボット

 小田さんが合鴨農法を始めたのは2006年。地域で先駆けて取り組んでいた方から教わり、農薬に頼らない環境にやさしい米づくりを続けてきた。
 しかし、2023年頃から大きな転機が訪れる。近年、キツネによる被害が深刻化し、電気柵を設置していても夜のうちに合鴨が連れ去られるようになった。子育て中のキツネにとって、合鴨は格好の餌となってしまったのである。
 そこで導入したのが「AI(アイ)ガモロボット」だ。水田の中を自動で動き回り、水をかき混ぜて泥を濁らせることで雑草の発生を抑えるスマート農業技術で、本物の合鴨の役割を担う。農薬を使わない有機米栽培を支える新たな力として、小田農園の米づくりを支えている。

 現在、小田農園では、減農薬農法による「ひとめぼれ」に加え、AI(アイ)ガモ農法による「ひとめぼれ」を生産している。さらに、AI(アイ)ガモ農法で育てた「陸羽132号」を酒米として栽培し、北上市の喜久盛酒造で日本酒「百姓おどり」の原料として使用されている。
 「陸羽132号」は、1921年(大正10年)に「亀の尾」と「愛国」を交配して誕生した品種で、冷害に強く食味にも優れている。宮沢賢治が農家に栽培を勧め、自らの作品にも登場させたことから、賢治ゆかりの米としても知られている。
 伝統的な合鴨農法から最新のスマート農業へ――。時代の変化に合わせて工夫を重ねながら、小田さんはこれからも小山田の豊かな自然を生かした、安全でおいしい米づくりに取り組んでいる。

お問い合わせ先:0198-42-2394